今の日本において自立とはなにか

自立扶弱の庶民化を目指し、答えのない問題にチャレンジする
RESOLBjp安藤のブログです。

本記事では、自立とはなにかを考えていきます。

一度しかない人生、思いっきり本当に自分がやるべき事をやるべきです。

まして日本が様々な危機に晒されている今は、みんなそれぞれの役割を果たして力を合わせられる状況を作らないとマズイと思います。

それにはまず個々の自立が必要です。

もう神話の時代の話になりますが、だいぶ昔は安定した企業に就職する事が自立でした。

しかし機械化による雇用崩壊と低賃金化が進み、日本でも年々難しくなる生活に「何を目指してどう生きれば良いのかわからない」という方は多いのではないかと思います。

では今の日本では、具体的にどうすれば自立したことになるのでしょうか。
一緒に考えたい人はこの記事を読んでください。

目次

自立とは、資産5000万円の10%預金利回りで生活する資産設計

現状の仮説は、「資産5000万円の10%預金利回りで生活する資産設計」が自立のイメージでいます。

この資産設計ができれば、人が人として誰にも縛られず、人間として自由な意思で本当にやるべき事をやっていける人生になるのではないかと考えています。

お金の価値は下がっていきますしお金制度がいつまでメジャーであるかもわからないので、5000万円という金額についても貯蓄対象が円であることもあくまでも2023年8月16日現在でのイメージです。

しかし、これでも実現できれば良いですがまあまあ現実離れした話ですね。

その現実離れの正体の具体化と解決策に一歩でも迫りたいと思います。

資産5000万円10%預金利回り生活の、具体的な問題

資産設計とは、資産形成・資産運用・資産保全

本題に入る前にまず、言葉の定義を共有しましょう。
資産設計とは、資産の形成・運用・保全である。

・資産形成(作る) = 運用・保全するための元本資産を労働などにより構築する。

・資産運用(増やす) = 投資する。

・資産保全(守る) = ペイオフで守られる元本1,000万円までを預貯金する。

「資産5000万円の10%預金利回り」資産設計の問題点

「資産5000万円の10%預金利回りで生活する」

この資産設計の問題は以下5点だと考えます
① 日本の月収の平均値は約30万円
② できる貯金は月収の1割(3万円)
③ 利回り10%で月3万円ずつ貯金しても5000万円貯まるのに27年かかる
④ 利回り10%の安全な商品がない
⑤ 人知れず権力者がいくらでも刷れるお金は価値が下がり続ける

①②③は資産形成、④は資産運用、⑤は資産保全の問題と考えられます。
それぞれ詳述します。

① 日本の月収の平均値は約30万円

厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると一般労働者(短時間労働者以外の常用労働者)の賃金(月額)の平均値は311,800 円です。

生活しながら5000万円貯めなければいけないのに、月収は30万円しかない。
現実は想像以上にハードモードですね。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/dl/12.pdf

② できる貯金は月収の1割(月3万円)


家賃や家のローンを月収の3割と考えると、貯蓄は人間らしく無理せず生きていれば1割程度でしょうか。

誰にもお金を使わず切り詰めれば3割くらいまではいくかもしれませんが、それだと場合によっては自分さえ貯蓄できればよいという割り切りも出てくるかもしれません。

③ 月3万円ずつ貯金しても27年かかる

では、5000万円の資産形成に何年かかるでしょうか。
以下の金融庁の資産運用シミュレーションで計算してみてください。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html


利回り10%で毎月3万円貯蓄しても、最終積立金額が49,371,072円になるのに27年かかります。
もし10年で5000万円資産形成しようと思ったら、利回り10%で毎月24万円以上貯蓄する必要があります。

月収30万円の庶民が毎月欠かさず10年間24万円以上貯蓄するのは、あまりにも現実的ではないですよね。

④ 利回り10%の安全な商品がない

資産運用=投資は、7割失敗する

金融庁が令和2年11月6日に出した「安定的な資産形成に向けた金融事業者の取組み状況」という調査結果では、7割の人が投資信託に失敗していることが示されています。

https://www.fsa.go.jp/news/r2/kokyakuhoni/202010/201106_kpi_kohyo.pdf

資産保全=預貯金は、選択肢にならない

一方で、2023年8月16日時点でゆうちょ銀行の定期貯金の利率は年間0.002%です。
そうすると27年間の最終積立金額は9,722,617円で、その間に実際に貯めた金額は972万円です。
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kinri/kinri.html

毎月3万円を単純に利息なしで5000万円貯めると140年くらいかかりますので、預貯金は全く選択肢にならないですね。

⑤ 権力者がいくらでも刷れるお金は価値が下がり続ける

そもそもあの新聞紙のようなお金という紙は、権力者がいくらでも好きに発行できるものです。

例えばあなたが家を買う時にローン時、銀行がやる事といえば「あなたの預金通帳に3を1つと0を7つ記載する」だけです。

つまり、国や企業や人が借金をするたびに、日本の中の日本円は増えていきます。
人口も生産能力は全く変わらないのに。

今どんどん土地の値段や材料は上がっていますが、それは土地や材料の価値が高くなっているのではなくてただお金の価値が下がっているだけなのです。

ですので、「5000万円貯める」という指標もいつも修正しようと思って

【解決策】資産5000万円10%預金利回り生活を実現するには

この解決方法に絶対的に正しい答えなどありようがないでしょう。
そもそも「資産5000万円の10%預金利回りで生活する」自体それでよいかわからないのですから。

資産設計は自己責任ですが、ただ何かしらの狙いを持たなければならないという前提で話を進めます。

【現状の結論】暗号資産ASTRのステーキング

現状の結論は、暗号資産(仮想通貨)とりわけASTRを貯めてあずける事です。


ASTRというのは2022年1月にローンチした日本初のパブリックブロックチェーンであるAsterNetworkのガバナンストークンで、2023年8月16日現在GMOコインbitbankで購入できます。
このように暗号資産の場合、預けて利息のように増やすことをステーキングと言うようです。

Aster Networkの思想と実力からASTRが庶民とDAOの自立のインフラになると見込んでおりますが、Astar Networkの魅力については別の機会にまとめていきたいと思います。


まずは論より証拠、私自身が始めた運用状況をX(旧Twitter)とFacebookで公開しています。

アカウントは以下のとおりです。
X(旧Twitter)@ampankosupamura
Facebook https://www.facebook.com/hiroshiandoseikou

暗号資産以外の選択肢

海外銀行

セカイプロパティさんというポータルサイトで海外銀行の金利ランキングをまとめてくださっていましたのでご紹介します。
https://ja.sekaiproperty.com/article/3990/overseas-bank-interest

株式投資

日経新聞さんが株式投資における予想配当利回りをまとめて下さっていました。
https://www.nikkei.com/marketdata/ranking-jp/dividend-yield/

まとめ ASTRを貯めよう


自立するには、ASTRを貯めるのが現状一番の推しですというお話でした。

ASTRのステーキングはpolkadot.jsを介してASTRをAstarPotalに送金して行う必要があるようです。
「MetaMask(メタマスク)からpolkadot.jsへASTRを送金する方法」をまとめて下さっているサイトがありましたのでご紹介させて頂きます。
https://metamas-note.com/metamask-astr-polkadot-js/

ASTRの価格が上がる事を期待して月額3万円ずつためても良いですが、
金利の低さを利用して何千万円も借金をして利ザヤで生活しても良いかもしれません。

いずれにしてもノーリスクはないので自己責任です。
自己責任とは、自分で良く調べるということです。

目的は、我々の自立であり我々が人生において本当に自分がやるべきことに注力できる環境を作る事にあります。
本当に自分がやるべきことというのは、私の場合は子育てとか日本をリードするDAOを2035年までに100個作るとかです。

日本は今、かなりマズイ状況にあると思います。
ご先祖様や子孫に恥ずかしい姿は見せられません。自立は自立で実現して、なんとしてもこの現状を共に打開しましょう。

この資産設計もまだまだ我々庶民全員ができる者ではないですし、情勢もどんどん変わりますから常に情報をアップデートしていきます。
考えが共有できそうな方は、情報交換しながら一緒に研究していきたいので私でよければX(Twitter)もしくはFacebookからがんがんご連絡ください。

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